<口蹄疫>県境6カ所通行止め 鹿児島・曽於(毎日新聞)

 口蹄疫(こうていえき)感染疑いの牛が確認された宮崎県都城市と県境を接する鹿児島県曽於(そお)市は12日、県境の一般道路6カ所を三角コーンと看板などで“通行止め”にした。しかし、現場はすり抜け可能で、畜産農家から実効性を問う声も出た。

 市は県境32カ所のうち他にも20カ所を通行止めにする計画だが、作業は14日に始めるという。

 通行止めの看板には「口蹄疫の侵入を防止する為(ため)通行をご遠慮下さい」「曽於の畜産を守る為ご協力をお願いします」と書かれた。家畜伝染病予防法は、72時間の通行規制、遮断を認めているが、発生場所から20キロ以上離れた地域での適用は難しい。そのため鹿児島県も曽於市も「法的には強制できない」という。【黒澤敬太郎、新開良一】

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「私のしごと館」を研究施設に 国際戦略特区で京都府(産経新聞)

 内閣府が検討している国際戦略特区構想で京都府は、関西文化学術研究都市に環境や健康・医療分野などの研究、開発にあたる産業特区を整備する構想をまとめたことを7日明らかにした。今年3月末で閉館した「私のしごと館」(精華町、木津川市)についても、この構想の中で研究施設として利用したい考えを初めて示した。

 国際戦略特区は、わが国の成長を牽引(けんいん)し、国際競争力を優位に保つために設けられる特区。その中では規制をゆるめ、税制・財政上の支援も行われるという。

 府がまとめた特区構想では環境や健康・医療のほかに、アグリバイオ(農業分野などに関係したバイオ技術)研究分野も含み、アジアの国際研究ハブ・クラスターとしての役割も検討されている。具体的にはRITE(地球環境産業技術研究機構)への集中的な資金投入、粒子線によるがん治療施設の整備などを掲げている。

 また、私のしごと館については「滞在型研究施設としての活用」を明記。府では「私のしごと館は研究、分析、試作などを行うために使ってほしい」としている。

 国は同館を売却する方針で、現在、入札を行っているが、府ではこれまでも研究施設として利用するよう国に要望している。

 府ではこのほかに、外国人旅行者への特別な免税制度を創設し、観光消費拡大をめざす「文化・観光総合特区」構想や、若狭湾を北東アジア地域との間の物流拠点として強化するための「日本海(若狭湾)産業創造特区」構想、地域包括ケアシステムなどをおり込んだ政策提案(計17項目)についてもまとめており、近く国に説明するという。

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