外国人参政権で意見交換、地方側から反対意見続出 全国議長会(産経新聞)

 全国都道府県議会議長会(会長・金子万寿夫鹿児島県議会議長)は9日、都内のホテルで永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案をめぐり、民主、自民両党など与野党6党との意見交換会を行った。

 民主党の今野東(あずま)参院議員は「(永住外国人は)税金を納めており、権利と義務のバランスがとれていない」などとして、法案成立の必要性を強調。公明、共産、社民3党も同調した。一方、自民党の山谷えり子参院議員は「憲法15条で公務員を選定し罷免する権利は『国民固有の権利』だと書かれている」と指摘。国民新党の亀井郁夫副代表も「帰化させるべきだ」と述べた。

 地方側からは「民主党の衆院選のマニフェスト(政権公約)になかった。暴挙だ」「実現させる前に憲法改正を国民に問うべきだ」などと反対意見が相次いだ。

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菅家さん「謝罪、物足りない」…足利事件無罪論告(読売新聞)

 宇都宮地裁で開かれていた足利事件の再審公判が結審した12日、宇都宮地検の高崎秀雄次席検事は閉廷後、昨年6月に釈放された菅家利和さん(63)に法廷で謝罪した理由を、「菅家さんの気持ちを考えれば、公開の場で改めてそういった言葉を述べるのが適切と判断した」と説明した。

 この日の公判では、検事が無罪論告に続いて「取り返しのつかないことをして検察として誠に申し訳ない」と謝罪した。論告は「無罪の言い渡しがなされるべき」などと43文字で、謝罪と合わせても1分ほどしかかからなかった。

 菅家さんは閉廷後の記者会見で、「(逮捕から釈放までの)17年半を思えば1分では物足りない。腹の底から謝っているようには思えない」と怒りをあらわにした。取り調べを担当した森川大司元検事からではなく、別の検事からの謝罪だったことについても、「代理では納得できない。本人に謝ってもらわないと気持ちが伝わらない」と不満げだった。

 高崎次席は、検事の発言が短時間だったことについて、「必要最小限を申し上げた」と述べた。

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レール横に水銀灯カバー落下 地下鉄御堂筋線・西中島南方−中津間(産経新聞)

 9日午前10時50分ごろ、大阪市淀川区西中島の市営地下鉄御堂筋線・西中島南方−中津間で、千里中央発なかもず行き電車(乗客約470人)の運転室にいた市交通局職員がレール横に水銀灯のカバー(縦63センチ、横32センチ、高さ23センチ)が落ちているのを発見、約15分後に撤去された。このトラブルで上下計20本が最大13分遅れ、約6800人に影響した。

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山本病院元理事長ら逮捕、手術患者死亡で(読売新聞)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(解散)で2006年、肝臓の腫瘍摘出手術を受けた男性(当時51歳)が死亡した事件で、県警は6日、適切な処置を怠ったとして、執刀した元理事長の山本文夫被告(52)(兵庫県西宮市甲東園)=詐欺罪で実刑判決を受け控訴中=と、助手を務めた元主治医塚本泰彦容疑者(54)(大阪府藤井寺市藤が丘)を業務上過失致死容疑で逮捕した。

 県警は、山本被告らが肝臓手術の経験がないのに執刀した経緯などを追及する。

 発表によると、山本被告ら2人は06年6月16日、専門知識を必要とする肝臓手術の経験と技術がなく、安全確保ができていないと認識しながら、専門医や麻酔医がいないのに肝臓の腫瘍摘出手術を実施。肝静脈を損傷して大量出血させたのに適切な止血や輸血をしないなど注意義務を怠り、男性を失血死させた疑い。

 県警のこれまでの事情聴取に対し、塚本容疑者は「肝臓手術はしたことがなかった。山本被告もないと思う」と供述。県警は、2人とも肝臓手術の経験がないと断定した。

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警視庁蒲田署で銃弾5発を紛失か 保管記録と数合わず(産経新聞)

 警視庁蒲田署で、保管する拳銃(けんじゅう)の銃弾5発が紛失した可能性があることが8日、同署への取材で分かった。銃弾の保管記録と、実際に保管されている数が一致しないとう。帳簿の記録が間違っている可能性もあり、同署で詳しく調べている。

 同署によると、1月26日、署内で保管しているすべての銃弾の数を確認したところ、帳簿に記録している銃弾の数と一致しないことが判明した。

 同署では、署員が保管庫から持ち出す銃弾と、返却した銃弾の数を毎日、記録していたが、実際に保管しているすべての銃弾の数を把握していなかった。1月に保管庫を掃除した際に弾数を照合したところ、弾数が足りないことが分かったという。

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<鳩山首相>小沢氏幹事長続投「頑張って」と言っていない(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は9日午前、民主党の小沢一郎幹事長と8日に会談して幹事長続投を了承した際のやり取りに関し、「『頑張ってください』という言葉は使っていない。『このまま続けてよいか』と言われたので、『はい』ということを申し上げた」と述べた。

 小沢氏は8日の記者会見で、会談内容について「(鳩山)総理からは『ぜひ一生懸命頑張ってほしい』ということだった」と語っていたが、これを否定した形だ。小沢氏と一定の距離を保ち、一蓮托生(いちれんたくしょう)とみなされることを避ける狙いがあると見られる。首相は1月16日に小沢氏に「(検察と)どうぞ戦って」と激励して批判を受けた後、幹事長続投に言及する際は「現在は」などと前置きするようになっていた。また、「(小沢氏に)参院選の地域の候補者の擁立状況を淡々とうかがった。こちらからも候補者のことでいろいろと申し上げた」と説明した。公邸前で記者団に語った。【影山哲也】

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2分40秒の早業、宝石店から貴金属300点盗む(読売新聞)

 1日午前4時40分頃、大阪市北区天満橋1の複合ビル「OAPタワー」の警備員から「1階の宝石店が荒らされた」と110番があった。

 大阪府警天満署員が駆けつけたところ、宝石店「三菱マテリアルMJC大阪店」で、ネックレスや指輪など貴金属約300点(約2000万円相当)が盗まれていた。

 同署の発表では、店内の防犯カメラに3人が映っていた。入り口ドアの施錠部分を工具でこじ開けて侵入したらしい。犯行にかかった時間は約2分40秒。警報で急行した警備員が、3人が乗り込んで逃走する白い車を目撃した。ナンバープレートは1月下旬に大阪市内で盗まれたものだった。同署は運転手を含め4人グループとみている。

 同店は前日午後7時に閉店し、犯行当時は無人。加藤久幸店長(40)は「防犯についてミーティングを繰り返し、警戒していたのだが」と語った。

 1月21日には大阪・ミナミのブランド店で3人組の男が約900万円相当の貴金属を盗み、白い車で逃走する窃盗事件があり、大阪府警は関連を調べる。

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桜井茶臼山古墳から見つかった鏡が照らす“卑弥呼の政権戦略”(産経新聞)

 女帝・卑弥呼をめぐる大発見のニュースが年明け早々、飛び込んできた。奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳で、国内最多となる81面分の銅鏡の破片が出土し、卑弥呼が中国に朝貢した「正始元年」(西暦240年)と書かれたと推定される鏡1面分が含まれていた。「正始元年鏡」の国内での出土は、今回を含めてわずか4面。桜井茶臼山古墳のほかは、瀬戸内海岸や東国などの古墳に限定される。卑弥呼は、中国から下賜(かし)された正始元年鏡を重要拠点の勢力に与えて服従させた−。わずかな鏡の破片から、卑弥呼のしたたかな政権戦略がうかがえる。(小畑三秋)

 ■残り物にこそ“福”

 「一度発掘したところをいくら掘り返しても、大したものは出ないのでは」

 昨年初め、県立橿原考古学研究所による発掘調査が始まったころ、周囲の研究者から冷ややかな声ももれた。同古墳の調査は昭和24年に行われ、すでに鏡片数十点が見つかっていたからだ。

 しかし、いざ掘ってみると、土の中から鏡片が出るわ出るわ−。計331点に上り、研究者の度肝を抜いた。大半が数センチ大の破片だったが、なかでも正始元年鏡は、卑弥呼との関係をクローズアップさせ、まさに「残り物に福」が残っていた。

 正始元年鏡といっても、実際に見つかった破片のどこを見ても、「正始元年」の文字はない。見つかった破片は2センチ足らずしかなく、「是」という1文字が確認されただけだった。

 この鏡片は本来、三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)と呼ばれ、復元すれば直径20センチ以上になるはずだが、残りの破片はすべて盗掘などで失われた。

 橿原考古学研究所がこの破片をコンピューターを駆使して3次元測量したところ、群馬県高崎市の蟹沢(かにざわ)古墳出土の「正始元年陳是作鏡…」と記された三角縁神獣鏡と、「是」の文字の形が完全に一致。これによって、今回の鏡も本来は「正始元年」と書かれた三角縁神獣鏡であることが分かった。

 ■歴史の証言者

 「五尺の大刀二本、銅鏡百枚などを与える。持ち帰って汝(なんじ)(=卑弥呼)の国中に示せ」。魏志倭人伝には、景初3(239)年に朝貢した卑弥呼の使者に対する、中国・魏の皇帝の言葉が記されている。使者は翌年の正始元年、下賜された銅鏡などを倭国(=日本)に持ち帰ったという。

 卑弥呼は、中国の権威を帯びた銅鏡を各地の勢力に配布して国内を統治したことがうかがえ、その銅鏡こそが、桜井茶臼山古墳出土の正始元年鏡との見方が強い。

 まさに、魏志倭人伝との結びつきを直接物語る歴史の証言者。

 正始元年鏡が見つかったのは、大和政権中枢に位置する桜井茶臼山古墳のほかは、山口県周南市の竹島古墳▽兵庫県豊岡市の森尾古墳▽群馬県高崎市の蟹沢古墳−の3カ所で、いずれも当時の都・大和から遠く離れた地方だった。

 近藤喬一・山口大名誉教授(考古学)は、この3カ所にこそ注目する。当時の大和政権にとって、朝鮮半島や中国とのメーンルートは瀬戸内海だった。近藤氏は「瀬戸内海航路を確実に掌握するため、山口・竹島古墳の被葬者に正始元年鏡を与えた」と推測。豊岡市の森尾古墳に副葬された点については「瀬戸内海が使えなくなった場合、日本海航路を“保険”として確保するため」とし、「群馬・蟹沢古墳にあるのは、東国を押さえるためだった」と指摘する。

 そして今回、桜井茶臼山古墳で見つかった点について「地方に配布する立場にいた大和政権中枢部の人物が保持していたことが、ようやく証明された」と話す。

 ■白熱バトル

 わき上がる卑弥呼フィーバーとは裏腹に、「卑弥呼とは無関係で鏡は日本製」とみる研究者もいる。正始元年と記された鏡が中国で1枚も見つかっていないことなどが主な理由だ。

 1月7日、桜井茶臼山古墳出土の鏡ついての発表が行われた橿原考古学研究所での記者会見。

 「卑弥呼がもらった鏡の1枚に含まれるのか」という記者からの質問に対し、菅谷文則所長は「正始元年の鏡を見て、ただちに邪馬台国という単語が出てきそうだが、それに踊らされるべきではない」と強調。「正始元年鏡は、倭国の使者が帰国してから、日本国内で作られたもの」とし、卑弥呼が下賜された鏡ではないとの自説を述べた。

 桜井茶臼山古墳では、見つかった81面のうち三角縁神獣鏡は26面で、全体の3分の1だった。「王者の鏡にしては数が少ない。三角縁神獣鏡の価値は、桜井茶臼山古墳の調査によって半減した」との意見も出始め、「何でも卑弥呼に結びつけて大はしゃぎするのは、ナンセンス」という研究者もいる。

 これに対し、卑弥呼の鏡説を唱える研究者らは猛反発をみせる。「三角縁神獣鏡に描かれた文様の変遷は、中国の出土遺物にみられる文様の変遷と共通している」と客観的な根拠を挙げ、「中国製は揺るがない」と反論。「三角縁神獣鏡を中国製でないというのは、鏡をきちんと勉強していない証拠。荒唐無稽(むけい)な論理だ」と批判するなど、早くも白熱したバトルが繰り広げられている。

 60年ぶりの再発掘で見つかった指先大ほどしかない鏡片。卑弥呼の対中国外交や国家戦略を浮き上がらせる一方、考古学者たちの研究者魂を一気にヒートアップさせた。

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